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未経験からの転職でも管理職を目指せる!
2017.01.03
やっぱり管理職になりたい
平の立場で仕事をしている40代や40代に近い30代後半の方が抱えている悩みとして、できたら管理職になりたいというものがあります。まだ20代の平社員の方から見ると管理職に出世してしまうと仕事は忙しくなるし残業代はつかなくなるし部下のマネジメントは面倒くさそうだし、どうして管理職に出世したいのかよく分からないと感じる場合が多いでしょう。
しかしこれは年齢を重ねていけばわかってくるのですが、いつまでも平社員の立場でいるのは色々と辛いものがあります。まず平社員のままでは成果報酬制の営業職など特殊な場合を除き、一定以上の年齢になると給与が増える見込みはありません。また同僚が出世し苦労しつつもその苦労のおかげで人間的に成長を遂げている姿を見ると、コンプレックスが刺激されたり自分ももっと成長したいと感じたりするものなのです。
そして介護職は40代で未経験の方が転職してきても、努力次第で管理職を目指せる職場であり夢があるのです。他の業界なら未経験40代の時点でそもそも採用されるかが怪しいですし、仮に採用されても管理職となることは難しいでしょう。確かに介護職には多くのデメリットもあり、例えば仕事が体力的に大変だったりしますし、場合によってはサービス利用者の方とのコミュニケーションで悩んでしまったりもします。またあまり経営の上手くいっていない施設で働いた場合は給与も悪い場合があるので生活で苦労するかもしれません。しかし介護職では資格が優先されるという特性があるため、誰でも管理職を目指せるというメリットがあるのです。
管理職を目指すポイントは資格
介護における管理職の位置付けにはケアマネージャーという職種がり、この職に就くためには介護の仕事で一定の経験を積んだ後でしか受験資格を得られない介護支援専門員という資格が必要です。そのためこれまでの仕事で管理職の経験が無かったという人でも、真面目に働いて勤続年数を積み上げて試験勉強も頑張れば管理職への道が開けてくるのです。
なおケアマネージャーの具体的な仕事内容ですが、最も大切な仕事は利用者の方にどういった介護サービスを提供するかを決めるケアプランの作成にあると言えるでしょう。多くの介護職員はケアマネージャーが定めたケアプランに基づいて実際の介護を行います。また介護サービスは1施設だけで提供できる場合は稀で、病院や地域の行政機関、それに保健所や給食センターなど様々な団体や機関と協力して提供するものであり、そうした外部との連絡や調整もケアマネージャーの大切な仕事になります。