おすすめ記事38万人の不足が見込まれる介護職員
介護業界の現状を知りましょう
-
高齢化が進み不足する介護施設
2016.12.19多くのニュースで取り上げられているのでご存知の方が多いと思うのですが、日本は今深刻な少子高齢化の問題を抱えています。少子高齢化によって社会には様々な弊害が現れてしまうのですが、その1つが介護施設の不足と言えるでしょう。人間は年老いて身体能力や脳の働きの活発さを失ってしまうと介護を必要とするようになりますが、高齢化により介護を必要とする人が必然的に多くなり、介護を提供できる人を少なくしてしまい、現在の時点で介護サービスを提供する施設が足りていません。
-
38万人の不足が見込まれる介護職員
2016.12.22厚生労働省が日本の介護問題などに関する福祉政策を担当しているのですが、その厚生労働省がこのままで行けば団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になって介護への需要が増加する2025年には38万人の介護職員の不足が起きると言っています。なおこの不足状況は全国一律ではなく都道府県ごとに偏りがあり、東京都など関東圏は人口が多いだけに特に深刻な介護職員の不足に陥ると予想されており、早い段階での人材の補充が求められています。
-
増える離職者と減らない離職率…
2016.12.25介護職員が不足している原因としては様々な要因があげられるのですが、その1つに介護職の離職率が高くせっかく介護の仕事を始める人はいるのにその人たちが定着してくれないという問題があります。実際に離職率を比較した場合、平成23年の段階で全産業の平均に比較して約2%も介護職の離職率は高かったのです。こうした状況を改善しなければにはいくら介護職に就く人が増えても穴の空いたバケツで水を汲むようなもので、問題の早期解決が求められています。