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介護職員の具体的な仕事内容とは
2016.12.31
実は知られていない仕事内容
今、介護職は多くの人にとってとても身近な仕事になったと言って差し支えないでしょう。まず日本人のかなり多くの方が人生のどこかのタイミングで親や配偶者、あるいは家族の介護に悩む時が来ます。大変ありがたいことに日本人は他の国に比べて平均寿命が長いですが、少子高齢化も進んでいるため家族にかかる介護の負担が大きくなってしまっているからです。そしてだからこそ今社会全体で家族をサポートしてくれる介護職をより多く必要としており、その分求人数が増えて介護職は身近な仕事の選択肢となりました。
こうした理由からとても身近なものになった介護職ですが、その仕事内容は大きなくくりで言えば利用者の方の生活を援助し世話をすることです。病気かどうかは別にして介護サービスを必要とする方は自力で生活して生きていく力を失ってしまっており、介護サービスを心から求めているのです。
主な介助の内容
ここで介護職への理解を深めるために、より具体的な内容も見ていきましょう。一口に仕事内容は身の回りの世話だと言っても様々なシーンでその存在が求められており、例えば食事介助に歩行介助、また排泄介助や入浴介助、それに着替えの介助などがその具体的な内容になります。
メンタルケアやレクリエーションも
また上記のように生活を支える仕事の他に、介護サービス利用者の方のためのレクリエーションの企画やメンタルケアも重要な仕事の1つです。人間どうしても体が若い頃のように動かなくなってしまうとそれに合わせて元気を失ってしまうため、勇気付けたり元気付けたりするためにレクリエーションやメンタルケアはとても大切になるのです。特に施設に入居して介護を受けている方にとっては深刻な娯楽不足という問題もあるので、こうしたサービスはとてもありがたいと言えるでしょう。
詳しく知りたい場合は読書も有効
なお、仕事内容についてより詳しく知りたい場合は本を読んで学ぶのもおすすめです。読書は情報収集の最もオーソドックスな方法と言って差し支えありませんので、実際におすすめの本の内容を見ていきましょう。
まずはプロが教える本当に役立つ介護術という本で、主に家族の介護に悩む人向けにプロが教えてくれるという内容です。
この本の主な読者が介護職員では無いからこそ、介護について丁寧に解説をしてくれています。
またもう1冊おすすめの本があり、それは福祉・介護の仕事&資格がわかる本というタイトルの本です。
この本は介護の仕事について具体的な仕事内容や必要な資格を紹介してくれています。介護の仕事には高齢者の方などに対する介護の他にも、事務仕事や施設維持、また関連機関など様々な仕事があるのですが、そうしたことについても学べる本になっています。